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オレゴンワイン勉強会


先日オレゴンワインの勉強会に参加しました。

 

自宅でオレゴン州のピノ・ノワールやピノ・グリをあれこれ試しているので、何か新しい発見があるかもしれない?とUberで片道30分。Uberは日本ではまだ主流ではないかもしれませんね。今回は$25。それに$5のチップを上乗せして$30お渡ししました。

 

講師は地元のレストランでソムリエを長く勤め、その後VANGUARDWINESというワイン輸入販売会社に勤めるJoin Mattさん。

その会社が販売している5種類のオレゴンワインのお勉強。

スタート前に軽食が提供されましたが、チョコレートと岩塩がたっぷりかかったドーナツを見て動揺しました。これが軽食としては意外に一番美味しかった(笑)!その他、バゲットにアプリコットジャムを塗って、その上にブルーチーズを載せたフィンガーフードも斬新でした。

 

食事をいただきながら勉強会がスタート。

Dry Riesling は、爽やかできりっとしつつもほんのりはちみつを感じさせるとの説明。その通りだと思いましたが、後味にTartと表現したくなる少々辛辣な酸っぱさがありました。

 

Chardonnayはブルゴーニュのシャルドネをオレゴンのテロワールで表現することを目指しています。フランスのテクニックでカリフォルニアやオレゴンでワインを作る、そこにワインの面白さを感じる醸造家が西海岸にどんなに多いことか。古い火山性土壌、骨格がしっかるしている(非常に!)、冷涼な気候等、自分の好んで飲むふくよかなRussian River Valleyのシャルドネとは一線を画する印象で、5年ほど前に働いていたワインショップのアルザスシャルドネを思い出しました。

 

Pinot Noirは3種類。そのなかで一番良かったのは2番目の2015Domaine Roy et Fils 。勿論こちらもフランスを意識しているのはワイナリー名を見ても明らか。ノンフィルターにしてはクリアな色味で、言われなければわからなかったほど。2017年と比べると色合いが深かったため、これはノンフィルターであることやヴィンテージと関係があるのか?と質問したら、スキンコンタクトの日数によるところが多いとのお返事でした。

 

 

写真に4本しかワインが写っていないのは、終了前にお迎えが来てしまったから。

適度に酔った参加者の皆様が「ご主人も飲んでいけばいーじゃん。」と声をかけてくださいましたが、いやいや、ドライバーですから(笑)

 

オレゴン州にはAVAがいくつもありますが、大半のワイナリーはWillamette Valleyにあります。

夏にWillamette Valleyに行こうと思っています。

ますます楽しみになりました☆